卒業式を迎えられた方 おめでとう!
卒業の時期ですね。
我が家は大学生と小学生の卒業式が同じ日にありました。
3月25日(木)と、ちょっと遅めの卒業式。
子どもたちの成長を振り返る機会となると同時に、
子育てがだんだん終わりに近づいている、そんなことも感じました。
我が家の場合は、子どもたちの年齢が一番上と一番下で10歳離れていることもあり、
上の二人は連続で就職を迎えますが、
3番目はもう少しだけ 子育ての楽しみも実感させてくれる猶予が与えられていることが、
環境の変化を不安に感じやすい自分にとっては幸いです。
長男は就職先の場所へ 引越し業者を頼まず、
友達の協力と自力でコツコツと荷物を運んでいました。
明日ついに正式に家を出ていくそうです。
昨日の夜、突然言われました。
まだ実感はありません。
こんなふうに感じていることもいつかは忘れてしまう。
別にそんな感情覚えておく必要もないという人もいるのでしょう。
でも、私は忘れんぼ母ちゃんだからこそ
今の心境を書き留めておきたいと思います。
その思いが、まだ今子育てを楽しみつつ奮闘中の方に向けて
こんなことやっておくといいのか〜 と思ったりするヒントになり、
子育てを改めて楽しみ 大切な時間を過ごす一助になったら嬉しいです。
強みに気付かせてあげよう
自分に自信のない子が増えている
自分の強みを知らない子
自分の強みを活かせていない子
自分の強みを知ったら
強みを活かせたら
自分はすごい
誰かの役に立ってる
必要とされている
嬉しい 楽しい
輝いている
そんな実感を持てるのだと思います
子どもたちのことを毎日良く見てきたからこそ、
親は我が子の強みを知り、
こんな所が良いところだよね
こんなところ得意なんだねすごいね
と、たくさんの強みを言語化していき、
その中からさらに
子ども自身もヒットする好きなことや得意なこと
気付いていなかった 得意かもしれないこと
に気づいていくことができます。
選択肢を広げて やりたいことにつなげていきましょう。
将来 それが自分を輝かせながら生きることに つながることでしょう。
我が家は知らぬ間に、親の背中を見て育ったようです。
働く場所は違うけれど、自分たちと同じ道を選んでいました。
私自身は、もっと違う背中も見せたいな
と思って自己啓発中です。
たくさん話しをしよう
たくさん話しかけてくる大学生の長男
大学生の息子(長男)とは
とにかくたくさん話しをしてきました。
子どものタイプにもよるかもしれませんが、
長男は自分から話しかけてくることも多く、
親とのおしゃべりを避けたり嫌ったりする子ではありませんでした。(中学生の思春期を除く)
だから、今何を考えているのか
自分とは考え方価値観がこんなにも違うのかとぶつかり合ったり
「すごいな!この子〜」と感心したり
わかりあえるときは嬉しく
わかりあえなくても、「そんな考え方もあるんだ」と勉強になったり
我が子から教えられることは 随分とたくさんありました。
パパと一緒で 雑学王なんですよね。
話していて面白い。
心理学や 動物のことにも詳しいし
元々は 石や虫や化石や古代生物が大好きな子で、
好きな分野にのめりやすいところがあったから。
私も分野は違うけれど 同じような特性があり
似た者同士 (本人は「一緒にするな!」と怒ると思いますが)
発達障害についても研修を受けるといつも話を聞いてくれて
いいアウトプットができる場所(存在)でもありました。
だから、長男は発達障害についても詳しいのです。
大学生になったばかりの長男を私が誘い
有名大学出身の発達障害の当事者である歳の近い男性の話を聞きに行ったときも、
「『これって俺のことなんじゃない?』って 『同じだ〜』と思った!」
と学習会に参加した後に 笑っていました。
一昨日も3番目の小学校の卒業式で、
お世話になった恩師がまだいらっしゃって、
長男が就職したことを話したら、
「え〜あいつが。教室から飛び出していったあいつが! なあ。小さい頃やんちゃでもそうやって立派になっていくんだな」
と感慨深げに話されました。
そうとう自由にやんちゃしていたんだな ということがよくわかりましたw
先生を困らせてやろうなどという悪気は一切なく
ただ外でセミが鳴いていたから
という理由で飛び出していく長男でしたから。
衝動性高く 目に入ったもの 耳に入ったもの の刺激に振られやすく
そんな特性があるので 聞き逃しも多く
でも、3〜4年生くらいから落ち着いてきて、
理解が特別に悪いわけではなかったので(若干受け取り方に独特さはありますが)
どうにか勉強面も追いついていくことができたのかと思います。
いろいろなことを思い出しました。
そんなことを、朝、長男に
彼女と合うためにでかけてしまう前に
今までの感謝や話をして楽しかったこと
感心していたこと、そんな思いを伝えることができました。
聞きださないと話さない 小学生の弟
兄とは違い、話は全くしてくれない一番下の弟
話すのが上手ではないことと、刺激に弱いということが重なり
経験値も少なく、自分の気持ちを上手に人に伝えることの苦手さがあり
悪循環極まりない状態になっています。
こんな状態の子に、「今日はどうだった?」という漠然とした質問をしてもだめです。
せいぜい「楽しかった」くらいの返事があれば良い方で、
「何が」と聞くと
「わからない」
というここたえが返ってくるだけです。
だいたいは首を傾げて「ねー、もういいじゃん」と 嫌そうに言われてしまいます。
注目されることも嫌だし、うまくこたえられないことも嫌だし
一問一答スタイルか、2択で答えられるように、聞いていくしかありません。
後は、兄姉がいることを利用して、最初に見本となる答えを兄と姉に言ってもらってから
こう答えればいいのかとイメージしてもらいます。
それでも、いまだに自分の気持ちを人に伝えることは
あんまり自信のない弟です。
本をたくさん読むことも 並行して続けていきたいと思います。
話の経験値の上げ方が 随分と問い詰めスタイルで 強引すぎたことを反省していますが
楽しかったことは、自分から話してくれることもぼちぼち出てきたことは嬉しいことです。
そんなときは、自分のやっていることをやめて、手を止めて 耳を傾けて
話に共感するようにしています。
話してくれて嬉しい ありがとう
と心のなかで叫んで 傾聴していますw
ちなみに それを口にすると
変に意識して 注目されてる〜と緊張してぎこちなくなるので、
とにかく「話すことは楽しい!」と思えることを今は第一優先にして
信頼回復に努めております。
ありのままを愛して 認めて 褒めて
なにかできたから褒めるのは 当たり前
何もできなくても
何かやらかしても
そんな経験は大事だし
そんなあなたは貴重だし
だからあなたはいてくれるだけでいい
本当に生まれてきてくれてありがとう
そんな思いを 普段から 子どもに伝えている人は素敵です
私は頭ではわかっていても なかなか ことばにして伝えることは
言い訳だけど 忘れんぼ母ちゃん ゆえに 忘れること多かったです。
今思えば、もっともっと たくさんたくさん
ありがとうって伝えてくればよかったな
いいところたくさんたくさん
恥ずかしがらずに 照れずに 伝えてくればよかったな
そうだ、明日出ていく時に手紙を渡そう
一度ラインで感謝を伝えたら
「どうした?死ぬの?」 ドン引きスタンプ押されてしまったけれどw
たくさん褒めよう
褒められないと やらなくなるってきいたけど・・・?
多くの人は、愛されて褒められて 伸びます。
褒められてばかりだと、それが当たり前と思ってしまう、
褒めることは意味がないとか、褒めなくてもいいなどと書かれた本もありますが、
基本的には、それは根底に深く愛されている土台が出来上がっている人に対して
愛ある厳しい言葉が心に響き、頂点を目指すべく
内省する力を爆発的に自己成長に跳ね返せる力を持っている人に対してであって、
承認欲求が満たされていない段階の人に対しては 有効でないと考えます。
例えば、極端な例かもしれませんが、
精神的に虐待されていたりするような場面で、そのような言い訳は通用しません。
『褒められないとやらないようになる問題』 も語られていますね。
褒められなければやらないくらいの外発的動機づけになっているのならば、
その程度のことだったということです。
褒められても褒められなくてもやる、
そんなふうに育っていく土台作りは、
やっぱり、自分を信じて 自分が大好きで 自己肯定感の高い人に育てることだと思います。
自分の内側からやりたいと思うからやっている
内発的動機づけを元にやっていることであれば、
褒められなくなったから辞める、ということはありません。
だって、自分がやりたくてやっているのですから。
褒めてくれることは、自分の行動を認めてくれている
と言う自己肯定感を上げることにしかなりません。
なにかできたときだけではなく、
ただ存在そのものを
たくさん褒められて認められてきた人は、
「自分は大切にされている」
「必要な人間なんだ」
「存在していいんだ」
と思える自己肯定感高い人に育つことができます。
そこの大切さをわかった上で、次に、普段の何気ないお手伝いや宿題など
やるべきことをやっている場面でも、どんなふうにほめて
モチベーションを高めていったらよいか、自己肯定感を高めていったらよいかを
ふだんからダメ出しばかりしないですむように、
いい言葉ばかりを載せておきますね。
口に出して言ってみてください。
それだけで、自分自身も明るく前向きな気持になるから不思議ですよ。
言葉の力ってすごいですね。
言ってる自分もテンション上がる ことば一覧
ありがとう さすが 最高 いいね 嬉しい よく気が付いたね 気が利くなあ
たいしたもんだ あなたがいてよかった 生まれてきてくれたことに感謝 幸せ
助かる すごい 役に立つね 参考になる いてくれないと困る 上手だね
知らなかった なるほど〜 上手だね 天才じゃないの センスが違う 親切
センスがいい いい調子 いい感じ あってるね 正解だね 素晴らしいね
素敵だね 特別だね 丁度いいね 器が広い 頑張ってるね 優しいね
品が良い 憧れる 思いやりが深い 親切 真似してもいい? 熱心だね
丁寧だね 良い質問だね 飲み込みが早いね かわいい かっこいい 偉い
(修飾語)本当に ものすごく とっても とても とてつもなく めっちゃ めちゃめちゃ めちゃくちゃ めっさ むっちゃ 最高に 今までで一番 まじに 超
ぺこぱ流 ほめ方
人を褒める時に たくさんの言葉を知っておくこと
普段から口に出して練習?しておくと いざという時にスラスラ出てくると
M大学の教授は発達支援の講座の中で話していました。
褒め言葉がスラスラとたくさん出てくる人は、普段から使い慣れている人で、
子どもとの接し方も上手な人なのだそうです。
褒めるときは心から褒める。
ほめられるところがない?!と思っても、
その中から 褒めるところをみつけることが
支援者としての器を広げることになると思ってください。
親はそんな流暢なこと言っていられないかもしれませんが。
これやってみると、イライラがまじで減りますよ。
だんだん面白くなっていきます。
こんな状態で どこ褒めるねん(なぜか関西弁) という場面ほど、
燃えてくるようになったら もうプロ(なんの?w)です。
このごろは、ぺこぱのつっこまない漫才をヒントに
「おいおい、そんなことやるか〜って、それもまあ、いいだろう。」と言うことを楽しんでいます。
何がいいかの理由を、子ども目線で考えて、
「〇〇だからね」と子どもの気持ちにまでなって 答えることもできるようになります。
たとえば、テーブルの上に乗った子どもに「何やってるー!降りろ!」と怒鳴る代わりに、
「テーブルの上に登るのも、降りることの大事さを知る機会となる、ということでは、まあいいだろう。」といった具合です。
テーブルに何回も登る子どもに対しても、
「何度も教えてもらいたい、という何回でも学びたいタイプ ということでは、まあいいだろう」
どっちみち、何回も怒っていてやめないのですから、これくらいの遊び心で対応して、
お互い笑いたいものです。
裏技
*面と向かっていうよりも効果的なのは、おしゃべりな人に こっそり褒めること(後から「こんなふうに褒めていたよ〜」と巡り巡って伝わると、喜びもひとしおのようです)
*本人のいる前で、他の人に対して 本人のことを話題に出して褒める(直接褒められると照れるタイプの人は、この方法が有効です)
健康でいられることに感謝を
結局ここですね。
何事も、健康なくして今はないのですから。
今ここに こうして生きていられることに感謝。
地球滞在時間は限られています。(昨日尊敬するNさんに言われたことば)
息子と過ごした時間に感謝して、
これからの時間にも感謝できるように
離れていても 家族ですから。
子育て真っ最中の方
まずはご自身が一番健康でいられますように。
自分の健康なくして、家族の健康は支えられません。
家族のために毎日お疲れさまです!!
今 大切な人と一緒に 過ごしていられる時間を
自分らしく 笑顔で 楽しくワクワクした時間として
一秒でも多く過ごしていけますように。