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プライベート日記

やっぱ武田双雲さんは最高!! 七色の子どもたちの紹介

自称ADHDの武田双雲さん

武田双雲さんのお話を聞いているだけで、

自分は自分でいいんだ!と思えてきます。

自分らしくいることで 人は輝ける!

それでいいんだ!と思えてきます。

発達障害を自己開示して

そんな自分を皆に知って認めてもらい

(本人はそのつもりもないだろうけれど)

ありのままの自分を愛され 受け入れてもらえることの幸せが

自分を大好きになって 自分を愛することができて

今を大切に生きて

周りに感謝をして

楽しく生きることができるのだよ、ということを

身をもって教えてくれている人。

それが私の思う 武田双雲さんです。

 

大切な家族からまるごと愛され

うけとめてもらえている 自信があるから

自分のできないことや苦手なことは笑い話に

自分の得意なことや好きなことを 強みとして輝かせて

自分の体験談や 書道を活かして

大成功を収めている。

家族団らん、仕事充実、大切な仲間に囲まれ、収入満足、趣味充実、欲しい物を手に入れられている、素晴らしい人との出会い、ご縁・・・

どれか欠けても意味がない と

全てが満足と思える生き方をしている。

 

同じように発達障害の私のような者にとって

多数派の人たちとは違い

多数派の皆とは同じようにできずに

その人達の何倍もの時間と労力を使ってようやく同じようにやることができる。

それは、勉強であったり、何かを理解することであったり、

資料作成とか何かを準備することであったり、

段取りを考えることや実行することであったり、

相手の気持ちはどうしても同じようには分からないから

親切な多数派の人に教えてもらったり、

運動が人並みに追いついたり そこまでしても追いつかなかったり・・・

そんな苦労を 努力と根性で補ってきたのです。

 

そういったことを サラリとできてしまう人達を見て

自分はなんてダメな人間なんだと 自己否定することも多かったな。

変に同情されたり 普通に見下されたり 冗談っぽくバカにされたりして

自信は無くしやすい環境にいました。

武田双雲さんは

そんな私のような 自信をなくしてきた人たちにとっての

希望の星なのです。

 

周りに自分を合わせて 無理して生きてきた人たちに向けてのメッセージを

明るく楽しく面白く 笑顔で発信している人だから

だから聞いている人たちの共感を得られやすく

だから多くのファンがいるのだなあ と

本当に納得し、尊敬できる人です。

本当はカリスマ性のある人なのだろうけれど、

なんだか身近に感じられる双雲さん。

私に勇気と元気と笑顔をくれる人。

感謝の気持を思い出させてくれる人。

今を大切に生きることを教えてくださって

ありがとうございます。

 

【「白か黒かグレーか」という世界を無くしたい!!】

七色の子どもたち 各カラー紹介

私が学ばせていただいている 星山麻木先生(明星大学 教育学部教授)の

「七色の子どもたち」の表現だと

私自身は、わすれんぼさんの【オレンジちゃん】と

人の目を気にするけれど、独特な感性ゆえに相手の思いを自分なりに読んでも

結構ずれがあって不思議ちゃん扱いされたり、KY扱いや天然よばわりされる

過敏さのある【グリーンちゃん】

が強く、他の色ももちろんあります。

次に、各カラーが表現する性格や行動と、

実は障害の特性としては、どんなタイプとして表現しているのかをお伝えします。

(コアラの独自見解も入ります)

【注意】*カラー占いコーナーではありません。

*DSM-5(米国精神医学会より刊行された「精神障害の診断・統計マニュアル第5版)に基づく診断基準から、カラー別に障害特性をキャラ付けて、学生さんや保護者たちに、わかりやすく説明するために先生が考案されました。誰がどんな障害ということではなく、誰にだって こんな色々な面があるよね。 何色が当てはまるかな? など、自分理解のために役立ちます。

それでは、さっそくいってみましょう!あなたは何色が多いかな?

オレンジ

実はオレンジさんとは、ADHDのADD特性が強い

不注意優勢タイプの人を表現しています。

忘れんぼさんで 時間概念が薄く、目に入った刺激にも反応してしまい、

見通しを持って行動することが弱く、

例えば 5分前集合ができない。

いつも遅刻ぎみか、ぎりぎりになっちゃうところがあります。

不安に思うことが多く、優れた感性の持ち主が多いのも特徴です。

イエロー

イエローさんは、多動性衝動性の高いキャラ。

双雲さんは、ご自分ではADHD(このイエローさんキャラ)だとおっしゃっています。

目に入った刺激にふられやすいために、

野球のピッチャーをしながらも、目に入った面白い形の雲に気を取られて

ボークを取られるというエピソードは、この前も話していたけれど、

今日も笑わせてもらいました。

そうそう、一度言ったことも、どこで言ったのか、この前言ったかも? とか

忘れがちなのも、オレンジさんADHDの特性ですが、

分かっていても、まあいっか言っちゃえ、という衝動性などは

イエローさんの特性です。

私の息子も小さい頃はこのイエローさんが顕著に現れており、

運動会のお遊戯ではビデオをズームすると 動き回るために

フレーム内に収まってくれず、

どこに行ったのか、追うのが大変でした。

散歩中も目に入った 葉っぱや石ころや棒のところへまっしぐら。

電車、車、恐竜、化石、石、虫、など・・・

好きなものは年齢とともに移り変わりましたが

必ず興味が深くなるマイブーム的な世界が彼にはありました。

 

ちなみに、大きくなるにつれて、イエローの多動性衝動性の高い行動面は次第に落ち着き、

オレンジの不注意優勢の忘れ物が多いほうが顕著になりました。

グリーン

グリーンさんは、ASD(自閉スペクトラム症)の受動タイプの人を表現しています。

心優しい穏やかな性格。

争い事を嫌います。

過敏さがあるため注目を浴びることが苦手。

過敏さは人によりもちろん別れるところですが、

我が家の一番下の息子は、それなりに能力あるのに、

なるべく目立たないようにしています。

かくいう私も小さい頃は 言われたとおりにきちんと行い、

それ以外は機転が利かず、「気が利かない」と言われることも嫌なので

どうしたらよいか 不安に思い お腹がしょっちゅう痛くなっていました。

レッド

レッドくんは、正義感が強くて

曲がったことが大嫌い。人の間違いにもよく気が付きます。

一番でないと気がすまないようなところもあり、

幼児さんではトラブル多くなりがちですね。

大人になってからも「こうあるべき!」を

自分にも人にも求めて 生きづらくなっている人もいますが、

そこを生かしてテレビなどで活躍しているコメンテーターなどもいますね。

時刻表や展開図、規則性が大好き。

記憶力に優れているといった才能を持っている人も多いです。

正義の味方として頼られて大活躍し 輝いている人も多くいます。

ASD(自閉スペクトラム症)の積極タイプの人を表現しています。

アクア

アクアさんは一人でいることが苦ではない。むしろそっとしておいてほしい。

同じおとなしいタイプでも グリーンさんのような

仲間に入りたいけれど入れない という自分の気持がうまくいえない

ちょっと不器用な グリーンさんとは違い

アクアさんの場合は 一人でいる時間を大切にしたい

マイワールドをしっかりと持っている人です。

才能輝く人に多く、

本をいつも持っていたり、

スピリチュアルな感じの輝きを放っていたり、

しずかで目立たないけれど、ある日突然才能がバレて

頭角を発揮したりすることもあります。

ちやほやされても「きゃ〜うっれしい〜」とはしゃぐ感じのキャラではありません。

ASD(自閉スペクトラム症)孤立タイプの人を表現しています。

ブルー

いつも穏やかで何でもゆっくりな癒やし系。

おだやかおっとり。

ゆっくりさん。

親和性が高く、争いごとを好まず、

平和な世界を作り出すことに 自覚はなくても貢献できています。

MR(軽度知的障害)の人を表現しています。

パープル

どうせ わたしなんて。

わたしのことをみてもらうためなら、

大切な人を傷つける言動でも、間違ったことでも

注目浴びるためなら手段を選ばずにするわ。

とそこまで理解してやっているかはわかりませんが、

パープルさんは先天的な脳の機能障害による障害ではなく、

愛着障害(アタッチメント障害)という

幼少期の愛着形成に問題を抱えている状態の人を表現しています。

ポートフォリオ作成にも役立てよう

こんなふうに、発達障害について、白か黒かグレーか

という たった3色の表現で、障害があるか、ないか、微妙か

といったような分け方をするのではなく、

人にはいろいろな色があり、

それぞれの色も あるかないかの2択ではなく、

連続体でつながっていること。

読んでみて、これ、自分に当てはまっているな、とか

ここはないけれど、ここは少しある

ここはものすごくあてはまる

など、

どの色にも全くあてはまることが無い

ということは なかったのではないでしょうか。

みんなちがって みんないい

私の役割のひとつ

どの色が特に多いか色濃いか

そんなふうな見方で、みんなちがってみんないい

それが星山先生の学びを受けて、私が感じていることです。

いつかこの学びを広げていく役目を、担いたいと思って日々学んでいます。

人を変えようとか 子どもをどうにかしようとか、そういう発想ではなく

まずは自分を知ること。

【自分理解】から始めていくことが大事なのだということに

気づかせてもらいました。

その上で、お互いがお互いの良さを理解し、

好きや得意など 自分の強みを生かして輝けるように

あたたかくつながって 支え合っていく世界をつくれたらいいな、

というのが私の根底にある考えです。

 

自分一人でなんでもできるように知識を得てスキルを磨いて

誰の手も借りずにたくましく生きる

そういった考えの時代はもう古い・・・と思っています。

私を含め 昭和世代の人を 批判するするつもりはないのですよ。

でも、土の時代の昭和時代はもう終わった と双雲さんも今朝言っていました。

いよいよ風の時代だ〜!!と。

200年ぶりと言われているけれど、

2000年ぶりなのだとか。

縄文時代と弥生時代の違いなど、

今朝もたくさんの貴重なお話を

笑いあり涙ありで聞かせていただきました。

本当に楽しかった。

聞いているだけでワクワクエネルギーが湧いてくる〜。

「サイボーグ009」も みんなちがってみんないいかんじ

人それぞれの強みを生かしていきましょう。

昔 石ノ森章太郎先生が描いていた「サイボーグ009」というお話があり

私は当時戦いものが苦手で、あまり見ることができなかったのだけれど、

唯一?なんだか好きで見ることができて

清々しい気持ちになれた思いが残っているのです。

どうしてかと言うと、メンバーの一人だけだと 変わり者で、

皆と違うし合わせられないし、

社会や誰かの役に立つことができないけれど、

単純に腕力の強い人が集まって、あきらめないぞ〜とか何回も立ち向かっていったり

さらに合体したり変身したりして 不屈の精神力を合わせるのではなく、

ありのままのあなたで 生かしどころを間違わずに、

得意を輝かせて場面に応じて補い合うことで、

目標を達成できる というところが

ただ力を行使して相手を打ち負かすような物語とは違っていたから。

だって、腕力のない赤ちゃんとかも 特殊能力があるからですが 活躍しているんですよ。

 

自分の特性で生きにくい部分があれば そこに対するアプローチはしつつ、

補い合って助け合って輝きあっていく。

そんな これからの時代に、

敵を倒す という目的ではないので、そこはおいておいて、

なにか目標を成し遂げる 他社貢献しあう という意味では

一人でも欠けたら成し遂げられなかった

能力を活かしあうサイボーグ009の チーム助け合いスタイルが

これからは必要で とても素敵だと思うのです。

もしかしたら、ガッチャマンとかもそうなのかも??

あ〜、平成令和の人は知らないよね。

話がそれました。

各カラーのお話は 後日もっと詳しく!

各カラーについてのもっと詳しいお話やエピソードなどは、

また別の機会にお伝えさせていただきますね。

あるある それうちの子うちの子!

いや それ私のことだわ〜!

となること請け合い。

そして、特性あったっていいじゃない。

その能力どう活かす?

普通は普通で良し。

劣っているとか優れているとか そういう見方ではなく

特性は天から与えられた能力だから

困り感にフォーカスせずに、そこを強みに変えて

あなたらしく輝いていきましょうね!!

向いているかな? コーチング

私は人の能力を見つけて

いい方向に引き出すのが得意なんじゃない?と言われたことがあります。

というか、そういう「あなたらしさを引き出し 輝かせる人」

教えてくれる人が 私にもいたらいいのにな・・・

占いとかもいいけれど、もっとなんていうか、持って生まれた性格や特性

強みをしっかりと理解した上での輝ける場所の提供やヒントを出すお手伝い してくれる人

どこかにいないかな・・・と思ったことがあったのです。

そして ある日ふと

それ、自分がなればいいじゃん!と

思ったのです。

皆、自分の強みって 分かっていそうで 分かっていないから。

いわゆるコーチングっていうやつですよね。

誰かに聞いて お互いに教え合ったりすることも本当は大事です。

保育士って、人のいいところにたくさんフォーカスする仕事だし、

発達支援のお仕事は、つまずきどころや課題をしっかりと抑えて

どんなアプローチをして伸ばしていけるかを考えるお仕事で

保育士でこのあたりの経験が長い人たちは、観察眼も鋭くなっているし、

傾聴力もあるから、相手の思いを引き出すことも得意な人が多いし、

コーチングという仕事が向いている人って けっこう多いかもしれませんね。

私も現役を引退したら、そんなお仕事をやってみたいな と思っています。

今保育士の人たちは、長く続けたら、そんな第二の人生のコースもあるんだな、

というお手本になってみたいなと 密かに考え始めています。

(いや、ブログに書いている時点で密かにもなにもないだろう(ヽ´ω`))

う〜ん。やっぱり保育の仕事って深い。素晴らしい。