生きづらさを抱えていたのは、子どもではなく自分だった
自分不器用なタイプ
なぜブログを立ち上げようと思ったのか。
私は初めての子育てにおいて「子育てって楽しい」と思える良いママではありませんでした。
そんなふうに笑って過ごしている人を羨ましいとか思う余裕も 今思えば、なかったです。
毎日必死でした。
だからこそ、そんな苦労した経験を生かして、似たような困り感を持つ人がいたら、
少しでも楽になる対応方法や考え方などヒントになることを伝えたい、
そんな思いもあり、ブログを立ち上げました。
もう少し掘り下げて語っていきますが・・・。
その前に、自分の事も少し話しをさせてもらいます。
もともと自分に自信がなく生きてきたコアラは、
一生懸命に人の何倍も努力することで、どうにかみんな(同じ学年の人たち)に追いつこうと頑張ってきました。
それでも不器用で、要領悪くて、どうして自分はこうなんだろう…
すぐ忘れるし、言われたとおりにやったのに、笑われちゃうし。
と思いながら、自信のない自分をよく見せようとして、
プライドだけは高く、だからこそ打ちのめされたりもして、
なんともバランス悪く過ごす暗黒の小学生時代でした。
中学生になり、少しフラットな自分を見せられるようになりました。
学生の頃や若いうちは、天然とか、一家に一台、と笑われたり
からかわれたりして 面白がられる反面、
「あいつ本当は計算か?」「ぶりっこか」と疎まれることもありました。
また、おとなになって、いい年になると、仕事上のミスは、
「ドジ」や「天然」では通用せず
笑って済ませられることと、そうではないことがありました。
迷惑をかけないよう、一生懸命努力しても、抜けてしまったり、
KYで察しが悪くて、
そんなつもりはないのに、
相手に不快な思いをさせたり、怒らせてしまうこともありました。
保育士のくせに
子どもたちを育てるのも、保育士の経験があるから、
子育てのプロでしょ、と思われがちですが、
そんな事は全くありませんでした。
仕事のスキルとしては、制作は得意だし、
子どもへの対応は、人様の子だからこそ冷静にできるし、
ピアノも弾けるし、歌も踊りも大好きだし、
ノートやお便りを書くのも苦にならないし、
絵本の読み聞かせも得意だし、
保育士として それなりのスキルは持ち合わせていたけれど、
実際の子育てにおいて、そのようなスキルはほぼなんの役にも立たず、でした。